介護よもやま話

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高鹿社長の「介護よもやま話」

高鹿社長の「介護よもやま話」毎月一回更新です。
バックナンバーもご紹介していますので、時々覗いてみて下さいね。 お楽しみに♪

おいしく食べて、元気に過ごす/2017年6月

ケアマネジャー数人で高齢者の食事について話をする機会があった。自分が担当している利用者の食事について気になる事や心配なことなどを話した。歳をとるとどうしても量が少なくなる。少ない量でしっかりと栄養を摂って行く事の大切さをケアマネジャーはみな感じている。同じような悩みを持っているようだ。

ひとり暮らしの方や、重度の介護を必要とする配偶者と暮らしているご夫婦など、毎日ちゃんと食べているのだろうかと心配になる。もちろん、食べているかと聞くと、「大丈夫、食べているから」と答えが返ってくる。

70~80代の方が過ごしてきた時期は食べることがやっとの時代。食べるものがあれば良かったと話してくれる方も多い。お腹がいっぱいになるものがあればよかった。栄養のことなど考えられる時期ではなかった。

家庭を守ってきた女性は、夫や子どもに食べさせることで精一杯。自分が食べることは後回し。子どもが自立してからは自分の食事を準備するのは面倒臭くなる。簡単でいいのよ、と言われることが多い。実は私も今春に子どもが社会人になった。自分だけのために食事を作るのは面倒臭くなる。だからみなさんのそんな気持ちが良く分かる。

最近はテレビなどで食レポなるものをよく見る。話題のレストランやカフェのメニューをアナウンサーやレポーターが美味しそうに紹介している。若い世代(笑)はインスタやFBなどSNSといわれるメディアを利用して写真をとってアップする。今や世間に「おいしい話題」が氾濫している。楽しくおいしく食べることはとても大切なこと。ひとりで食べるより、誰かと食べること。同じ食材でもひと工夫しておいしそうにすること。たしかに手間のかかることではある。

食事は身体をつくるもの。車はガソリンがないと動かない。食事も同じ。食べたくないという方にはそう説明する。少ない量ならタンパク質。お肉を食べましょう。元気がないな~とか食べたくないな~と思ったら頑張って食べましょう。元気が出るはず。お腹が空くはず。

毎日のことなのでやっぱり大変。おいしく、楽しくしっかりと食べることで、大変な毎日を元気よく過ごしていきたい。

やっと春・・花が咲いた/2017年5月

れんげ今年の春はなかなかやってこなかった。暖かくなったと思うと寒くなり、冬に逆戻り。昼間の暖かさから、朝晩の冷え込みはさらに厳しく感じた。砂漠の気候はこのように1日の気温差が大きいと聞いている。これも温暖化の影響だろうか。

桜の開花宣言を聞いても、つぼみが開き始めるにはずいぶん時間がかかった。ほんのりとピンク色になった木々の先が、早く咲きたいといっているようかのようだった。4月になってやっと開き始めた桜の花は10日頃から一気に開き始めた。なぜか新芽も混ざった木々の先。ピンク色に混ざり若芽の緑色のコントラストが自然の素晴らしさを感じさせた。

たわわに咲き誇った桜はあちこちで町に彩りを加えてくれた。桜が咲き始めると一気に花たちが騒ぎ始める。恩田川沿いの芝桜がみごとな土手を作り出し、周りにはなの花が美しさをさらに増してくれる。よくみるたんぽぽと小さなレンゲの花も薄紫に彩りを添えていた。

たんぽぽが道ばたから覗いている。そういえば今年はじめて見るたんぽぽだった。3月ころだったと思って調べると、4月下旬から咲き始めるらしい。芝桜に混ざって咲くたんぽぽのかわいい画像も一緒に検索された。たんぽぽの根からたんぽぽコーヒーを作ったのは、子ども達が小学生の頃。学校の父母会活動だったな。解毒、利尿作用があり、肝臓にも良いという。二日酔いにどうぞ。葉っぱから作るお茶はC型肝炎ウィルスを抑制する効果があるらしい。カフェインを含まないので、妊娠・授乳期の女性にもお勧め。サラダにすることもあるそうだ。道ばたに頑張って咲くかわいいたんぽぽにもすごい力があるものだ。

浜なしの花もこれからが見ごろ。畑の囲いの中に見える白い花が楽しみだ。

ゴミに困ったら…/2017年4月

引越のトラックがあちこちに止まっている。そういえば3月、引越のシーズン。卒業、入学、転勤など新しい生活が始まる季節である。桜とトラック

結婚当初、隣近所や、職場の仲間が手伝ってくれた。今ではなかなかそういったお願いをするのも気が引けるものだ。引越会社は梱包から移動、開梱までのパックを用意している。仕事をしているととても助かるが、費用もそれなりに掛かるのでそれもお財布との相談ということになる。

もうひとつ引越のときには、しまい込んでいた不要なものが沢山出てくる。ゴミの山といったところだ。スケジュールを気にしながら粗大ゴミの手配もしないと不要な家具等も一緒に新居に移動することになってしまう。困ったものだ。普段から捨てる様にするとこんなことにならないのだが。

ゴミ処理と言えば、横浜市には高齢者にやさしいシステムがある。病気や、介護が必要な状態の生活ゴミをゴミ置き場まで持っていく事が出来ない高齢者世帯には「ふれあい収集」という行政サービスがある。週に1回、自宅に取りに来てくれる。分別は必要だ。

毎日のゴミも出せないのだから、粗大ゴミを指定場所へ持っていく事もできない。そんなときも自宅まで取りに来てくれる。粗大ゴミを捨てたいけど、持って行けないと悩んでいる人も多いと思う。ゴミに困ったら取り敢えず相談してみるといいかもしれない。いろいろと制限はあるので聞いてみて欲しい。

ひな人形を飾りました/2017年3月

おひなさま発行のタイミングで原稿を書くときに季節のことを書くのがなかなか難しい。行事について書こうと思っても時期がすこしずれてしまう。そんなことを心配しながら何を書こうかといつも考える。今月は季節的には節分だと豆まきや恵方巻き。そしてバレンタイン。少し早いが3月3日は雛祭り。そんなことを思いながら今月もパソコンに向かう。

先週、サロンド鹿鳴館にひな人形が飾られた。今年はなるべく明るいところと思い、入口に近い場所に飾ってもらった。

このひな人形は会社の職員さんから頂いた。1年ぶりに外に出た人形たちの笑顔が優しく広がった。フロアが明るくなった。

ひな人形も最近はスペースなどの問題で段飾りも少なくなった。もちろんスペースも必要だが、飾るのもしまうのも一手間掛かる。ケース入りが人気なのはそんな理由もあるのだろう。

しかし1年に1回のこと、こうやって飾ってあげたいと思う。私の場合、忙しいからと飾らずにいた年には家族が病気になったり、仕事が上手く行かなかったりと家の中に問題が起こる。偶然と言えばそれまでだが、やはり気になる。そういった理由でどんなに忙しくてもひな人形を飾ることにしている。たとえ1週間でも、散らかっている家の中をかたづけて段飾りを飾る。

年間の行事は1年に1回ということが多い。そのための様々な道具がある。お正月の重箱やお屠蘇の盃、ひな人形もだが、我が家には長男がいるので5月人形もある。それだけで狭い家の中を占領してしまう。しかしそれをなくしてしまうと1年間がただ過ぎていってしまう。子どもの成長にあわせて学校行事に関わっているときはまだ区切りがあった。すでに子ども達は成長し、下の長女が今年大学を卒業する。

なんとなく過ぎてしまう年月を行事を通して一つ一つ感じながら生活をすることの大切さを感じている。一人住まいの高齢者さんは季節の行事をするのも面倒と言う。みなさんと一緒に季節毎の行事を行っていきたいと思う。

真白き富士の峰/2017年2月

「新幹線の中から富士山が見えたのよ」と嬉しそうに友人が話してくれた。何気なく「今朝の富士山は真っ白できれいだったの」と会話を続けた。三浦に住む一緒にいた友人が「家から見える富士山もきれいよ」そんな会話から「いつも富士山が見えるのね。うらやましいわ」と言われ、ふと気が付いた。新幹線から富士山を見た彼女は広島に住んでいる。この辺は日常的に富士山が見える。そうか、富士山が見られない地域もあるのだと気づく。

冬の空気が澄んだ朝は、絶景といえるくらいの美しい富士山が現れる。恩田川沿いに車を走らせていると、真っ正面に大きな富士山。そういう日はと天使と富士山てもいい気持ちで仕事が始められる。富士山にはなにか不思議な力があるのだろうか。緑区から富士山が見える場所は多い。高いマンションやビルが建って見えなくても、そのすき間を覗くとそこからちゃんと顔を見せてくれる。車で移動していても時たま見せる姿が嬉しい。北八朔住宅からみどり台団地に抜ける坂道は夕日に富士山が美しい。

各地に「富士見」という地名がある。世界文化遺産に登録されただけあって富士山への憧れは日本人ならあるのだろう。東京都が72件、静岡県68件、神奈川県には45件となっている。全国には37都道府県で419件。とうぜん、富士山が見える場所に付けられている。しかし全く富士山が見られない場所にも付けられているそうだ。長野県と岐阜県の県境にある富士見台は富士山が見たいという願望から名付けたという。

冬の朝、サロンド鹿鳴館の利用者を迎えに行って、車の中から富士山を見る。少しだけ見えるので見過ごさないようにねと声を掛ける。「見えたわよ」と喜んで頂く。ほんの少しの景色がその日の気持ちを明るくしてくれる。

やっぱり富士山には不思議な力があるのだろう。

共に生きる/2017年1月

「お客様をご案内いたします」最近よく電車でこのようなアナウンスを聞く。はじめは何だろうかと思っていた。ちょうどその車両に乗り合わせることがあった。駅に着くと車掌さんが手早く渡り板を車両とホームの間に置くと車椅子の乗客が車両に乗ってきた。最近は町でも車椅子で出歩く人達をよく見かけるようになった。

12月4日~10日は人権週間である。昭和23年に国際連合により、世界における自由,正義及び平和の基礎である基本的人権を確保するため,全ての人民と全ての国とが達成すべき共通の基準として,世界人権宣言を採択した。その後昭和25年、12月10日を人権デーと定めた。日本では昭和24年に12月10日を最終日とする1週間を人権週間と定めた。今年は68回となる。

自宅のポストの郵便に混ざって「かながわ県のたより」があった。そこに「ともに生きる」の文字。いつもならあまり気にせずにテーブルに置いてしまうが、なんとなく気になり目を通した。

「ともに生きる社会かながわ憲章」とあり、4つの項目からなっていた。「あたたかい心・誰もがその人らしく・壁、偏見や差別も排除・県民総ぐるみ」キーワードとなる言葉が赤く記されていた。津久井やまゆり園の事件を受けて10月14日に定められた。

障がいがあっても私たちは同じに毎日生活をしている。歳を取って体力が無くなっても同じに生活をしている。いつも私たちは誰もが安心して楽しく生きていける社会を目指してどうすべきかを考え続けていかなければいけないと思う。

月を見上げて/2016年12月

月通称「スーパームーン」は今年3回あった。とりわけ今月14日のスーパームーンは今世紀に入ってからの最大サイズだという。地球を回る月の公転軌道が楕円形であるため、通常よりも大きな満月が観測されることがある。この月を通称「スーパームーン」という。68年ぶりの大きさとのこと。

今の時点でスーパームーンが見られるか、お天気が心配である。当日は曇りから雨の予報。天体観測には気象情報が欠かせない。この記事が掲載される頃にはもう結果は出ているはずだ。

夕方に空を見上げてきれいな月が見えるとなんとなく嬉しくなる。最近は日が短く、暗くなるのも早くなった。ご利用者様の訪問を終え、会社へ戻るときに空を見上げ、月を見る。もちろん、月は大きさが変わる。三日月から満月まで色々な表情がある。また天候にも左右される。笠をかぶった月の翌日は雨が降るという。確かに雨が降ることが多い。笠はこの字でよかったのだろうか?「雨降りお月さん」という童謡がある。雲がかかった上には満月が輝いているのだろう。月にはウサギがいるとか、かぐや姫の伝説など多くの物語もある。月にはいろいろな夢がある。

月を見上げると自分の気持ちでも違ってくる。込み入った相談の後、きれいな満月に出会えるとホッとする。とっても細い三日月を娘が「切った爪のよう」と形容した。何と上手い表現だと親バカぶりを発揮。空気が澄んだこれからの季節、素晴らしい天体観測ができることを期待している。

救捨離/2016年11月

ペルメル 今人気のリボンとキルトでできた可愛いペルメル。ペルメルとは、フランス語で「ごちゃごちゃの、乱雑な」という意味だが「額縁」という意味もある。綿を入れたボードに渡したリボンの間に写真やカードを挟んで使ったり、ボードにピンをさしたりして使うことから、カルトナージュではこの作品を「ペルメル」と総称している。可愛い生地にリボン、そしてその名前から結婚式のウェルカムスペースなどに飾ればそれだけで幸せな雰囲気でいっぱいになる。花嫁さんの間では話題沸騰。想い出の写真やカードなどを挟みこみ、結婚式を盛り上げてくれる。

 想い出がいっぱい詰まった着物や洋服。お母さんが着ていた着物や帯。子どもの頃に作ってもらった洋服ペルメルやかばん。今はデザインや材質が古くて着られない。そのままとって置くわけにも行かないし、断捨離と言ってもなかなか捨てられない。そんな生地をすてきなペルメルに生まれ変わらせる。それが救捨離。

 聞き慣れないこの言葉はサロンド鹿鳴館でペルメル教室を開いている先生の命名。捨ててしまえばなくなってしまう。リサイクルショップに持っていっても情けないほどの金額にしかならない。そんな想い出のいっぱい詰まった洋服や着物など。でもそのままとっておくには場所がないし、だったら少しだけでも手元に置いておきたい。そんな思いが生地を「ペルメル」に生まれ変わらせてくれた。これからは着物や帯など、日本の伝統を大切にした作品を作っていきたい。

 サロンド鹿鳴館では少しずつそんな作品が増えている。いつかは素敵な作品で一杯になる日がくることだろう。

美しい日本から/2016年10月

温泉久しぶりに修善寺温泉に出かけてきた。修善寺温泉は子どもの頃、家族で来たことがある。先日この街を訪れた。なんか違うな・・・という感じがする。街全体も最近の新しい工法で建てられた家も多く、温泉街というたたずまいとはかけ離れた様子があった。子どもの頃、温泉に入った後は両親に連れられて街を歩いた。射的や輪投げなどの夜店があり、そんな町並みが楽しくてわくわくした。ちょうどジブリ映画の千と千尋の神隠しに出てくるような景観であった。しかし今回は、夏の観光の時期を過ぎたせいもあるのかひっそりとしていた。

修善寺は伊豆の小京都と言われるらしい。温泉だけではなかった。弘法大師空海が開山した「修善寺」を中心にして温泉が広がる。名はここに由来する。温泉街を流れる河には朱塗りの橋が架かり、川沿いの小道や路地には歴史ある寺社仏閣が点在している。これからは紅葉の季節になる。まさに小京都と言われるにふさわしい風情に触れることができるという。

明治時代には夏目漱石、川端康成などの作家が訪れ、ここを題材にした文学作品も多く書かれている。

修善寺温泉がある伊豆市は伊豆半島の中央に位置し、この半島では最大の面積を占めている。人口は約4万人。市内にはソフトボールのドーム型競技場がある。またサイクルスポーツセンターでは2020年の東京オリンピックでの自転車競技が行われる。

歴史あるこの街が日本の未来に繋がっていく。日本の美しさをいつまでも大切にして、新しい日本へと繋げていってもらいたい。

歌声の楽しさを知って欲しい/2016年9月

歌声喫茶を懐かしく感じる方も多いと思う。リーダーが音頭を取り店内のお客さんが一緒に歌う。ピアノや歌アコーディオンの伴奏で歌う曲はロシア民謡をはじめとし唱歌、童謡、歌謡曲、アニメソングなど多岐にわたる。

1950年頃、新宿の料理店で流したロシア民謡に自然にお客さんが一緒に歌い出し盛り上がったのが始まりといわれている。また、ソ連映画「シベリア物語」のシーンに影響されたとも。

1955年、新宿に「カチューシャ」「灯(ともしび)」がオープン。東京に続々と歌声喫茶が登場、歌声人気は最高潮となる。毎日店内はお客さんであふれ、最盛期には全国に100軒を超える店があったという。
1965年頃をピークにブームは衰退していき、1970年代後半のカラオケスナック、1980年代のカラオケボックスの出現にその「歌を歌う」というステージを受け渡した。

新宿の「ともしび」今もなお多くのお客さんに人気があり、最近では新しいスターの出現で、若い世代にも人気が出てきている。

以前にも話したが、「歌を歌う」ことはアンチエイジングであり、認知症のみならず、多くの病気の予防に繋がる。ひいては介護予防となる。内面の見えない部分では免疫力アップやストレス解消などの効果がある。体にいいことはというと、発声により喉を鍛えられる、つまり嚥下機能を鍛える。呼吸機能を鍛える。できれば腹式呼吸を覚えていただきたい。

「歌を歌う」ことはいいことづくしである。ひとりで家でも歌える。でもひとりより、友達と一緒がいい。でも、もっと大勢で歌うともっと楽しい。この楽しさを多くの方たちに知ってもらいたい。そんな場所がある。8月最後の日曜日、友達と、ご家族と、またご近所さんと、楽しい歌声の集いに参加して欲しいと思う。

手すりを利用しましょう/2016年8月

玄関まで数段の階段がある。家に出入りするには必ず階段を上り下りする。緑区の町並みには良く見る光景である。仕事の途中、重そうな荷物を持って家の前の階段を昇っている女性を見つけた。「大丈夫ですか?」と声をかけた。彼女は笑いながら「こんな少しだけど、重くて大変でね~」と答えた。スーパーの袋には牛乳に、砂糖など重そうなものが入っている。足が痛くて階段を上るのが辛いそうだ。息子さんと一緒に住んでいる。買物も頼めばいいけれど、仕事で忙しくしているのでできる事はやっているそうだ。玄関まで荷物を持って階段を一緒に昇って荷物を置いた。手すりと女性

ほんとうにこのあたりには坂の途中に建っている家が多い。来月に老人保健施設を退所し自宅へ戻る方がいる。やはり自宅前に数段の階段がある。大腿骨骨折で手術し、要介護5の認定が出ている。先週、帰宅するために自宅内の様子を確認した。リハビリを頑張ったおかげで自宅内は家具や壁を伝いながら歩けるようになった。でも家に帰るには外の階段を昇る必要がある。そこをクリアしないと自宅に帰れないということになる。

今回は階段に手すりを付けることにした。介護保険での住宅改修には20万円までの費用が保険適用できる。病院の退院時や、今回のように老人保健施設の退所などの時は、施設のリハビリ担当がケアマネジャーと一緒に事前に家の中の様子を見て、必要な福祉用具を考え、住宅改修工事が必要な部分を確認する。実際に帰宅したときの生活の状況を考え、リスクを専門職が集まって解決していく。専門職の見立てが重要となる。

手すりがあるだけで転ぶ心配が減る。子どもも手すりがあれば使っている。観察していると、若い世代も手すりがあると、つい何とはなく手が伸びている。保険が利用できるので負担は1~2割。賢く利用してほしいものだ。

月下美人の花が咲いた/2016年7月

朝出社して、ふとベランダから外を見た。大きな綺麗な赤い花が2輪、綺麗に咲いていた。月下美人の花が咲いた。月下美人の花は夜中に咲き、朝には枯れてしまう。しかし、「ねえ、見て!」と言うように雨模様の朝のベランダに咲き誇っていた。

1ヶ月ほど前のことだった。ベランダの整理をしていた。しばらく片付けていなかったベランダは鉢植えの月下美人のイラストサボテンやかねのなる木が乱雑に伸び放題になっていた。はしにあった植木鉢に小さなつぼみがついていた。1昨年につぼみをつけたが、不注意で折ってしまった。今年こそは咲いて欲しいと思っていた。  

この月下美人は数年前に亡くなった方にいただいた花。家の玄関の天井につくほどに伸びていた。ベランダの月下美人はその鉢から分けて頂いたもの。  優しいステキなご夫婦だった。奥様は幼少期に脊椎カリエスを患い、小さい頃からほとんど寝たきりの生活をしていた。戦争中、空襲がくると逃げることができない。病院では置いて行かれた。ひとり、ベッドの上で布団をかぶって恐怖と闘っていたという 。

仕方ないね、動けないんだからね。優しく笑って話してくれた。  もう何年経つのだろうか。そっと消え入るように逝ってしまった。

月下美人の花が人知れず夜に咲いて散ってしまうように、病気の一生を静かに終わらせた。とても優しい方だった。ご主人も後を追うように1年も経たずに旅立った。  ベランダにふと咲いた花が過ぎてしまった懐かしい日々を思い出させてくれる。 朝出社して、ふとベランダから外を見た。大きな綺麗な赤い花が2輪、綺麗に咲いていた。月下美人の花が咲いた。月下美人の花は夜中に咲き、朝には枯れてしまう。しかし、「ねえ、見て!」と言うように雨模様の朝のベランダに咲き誇っていた。

1ヶ月ほど前のことだった。ベランダの整理をしていた。しばらく片付けていなかったベランダは鉢植えのサボテンやかねのなる木が乱雑に伸び放題になっていた。はしにあった植木鉢に小さなつぼみがついていた。1昨年につぼみをつけたが、不注意で折ってしまった。今年こそは咲いて欲しいと思っていた。

この月下美人は数年前に亡くなった方にいただいた花。家の玄関の天井につくほどに伸びていた。ベランダの月下美人はその鉢から分けて頂いたもの。

優しいステキなご夫婦だった。奥様は幼少期に脊椎カリエスを患い、小さい頃からほとんど寝たきりの生活をしていた。戦争中、空襲がくると逃げることができない。病院では置いて行かれた。ひとり、ベッドの上で布団をかぶって恐怖と闘っていたという。仕方ないね、動けないんだからね。優しく笑って話してくれた。

もう何年経つのだろうか。そっと消え入るように逝ってしまった。
月下美人の花が人知れず夜に咲いて散ってしまうように、病気の一生を静かに終わらせた。とても優しい方だった。ご主人も後を追うように1年も経たずに旅立った。

ベランダにふと咲いた花が過ぎてしまった懐かしい日々を思い出させてくれる。

緑区役所リニューアルオープン/2016年6月

耐震工事のため、本庁舎、仮庁舎と分かれていた緑区役所が、連休明けにやっと全てが本庁舎に戻ってきた。区役所前にある愛コムネットの前の道路も人通りが戻って来た。介護保険という仕事柄、区役所へ行くことが多い私たちもとても便利になった。

さっそくきれいになった庁舎へ入ってみた。入口へ向かう広場は心なしか広くなった。光が入るようになり、とても明るい。中に入ってみる。以前は、なんとなく薄暗かった庁舎内だが、こちらも同じくとても明るくなった。改修工事でもこんなにもきれいになるのかと驚くほどだ。

1階には検診フロアが設置された。ちょうど消防署があった場所になる。子どもの検診など、4階までエレベーターを使うこともなく、便利に利用ができる。

隣接する公会堂では14日に耐震工事竣工記念式典、15日にリニューアルオープン記念イベント「みどりの風にのせて」が開催された。両日共に区内の団体が出演した。会場は多くの区民の方が集い、気持ちの良い5月の日曜日を楽しんでいた。三保小学校のマーチングバンド、東洋英和女学院大学の手話、緑区出身のシンガーソングライターなど。緑区で活動している多くの人が舞台に立った。 uta

サロンド鹿鳴館でおなじみの「健康歌声サロン運営会」のみなさんも出演、会場のみなさんと一緒にリニューアルに花を添えた。まだ歌声サロンは馴染みがなく、はじめは慣れない様子で歌うことをためらっていた人達も、脳トレを一緒にすると、会場が和んでその後は大きな声で歌っていた。

音響設備も良くなった私たちの緑公会堂。これからも多くのイベントが企画され、楽しみである。

思い出がいっぱい/2016年5月

施設3ヶ月はあっという間に過ぎてしまった。長い間一緒に過ごしてきた利用者が転居する。聞いたのは3ヶ月前。まだ先だねと話していたがもう目の前に迫ってしまった。

自宅の不具合が見つかった。修理をするにはかなり大がかりな工事が必要になりそうだ。いろいろと悩んだ結果、娘さんの近くへ転居することにした。いつかは行ってしまうんだろうなと思っていたが、こんなに急な話になるとは思ってもみなかった。

最初に会ったのは入院中の病院。足を骨折して手術した後だった。自宅での生活は難しいと思われていた。しかし、病気療養中のご主人との2人暮らし。どうしても自宅へ戻ると頑張った。1日でも早く退院したいと強い希望だった。約2ヶ月間の入院、リハビリ期間を経て退院。当日は激しい雨が降っていた。病棟看護師が「明日にしたら?」と心配していた。やっと退院できるのにもう1日延びるなんて考えられないと、予定どおりに退院してきた。

あれから何年経つのだろうか。記録を探るとサービス開始は平成19年12月。もう8年5ヶ月が経つ。その間に、一緒にケアマネを担当していたご主人が亡くなった。3回忌もすぎた。いつも仲の良いご夫婦だった。ご主人はとても穏やかな方だった。肺気腫を患っていてほとんど外出することがなかった。できればご夫婦で散歩をして欲しいと思い、ケアプランも工夫してみた。

転居が決まってから手続も大変。転居先の市役所の介護保険担当と連絡を取り調整、娘さんにはケアマネジャーを探して直ぐに介護保険が使えるように手配をお願いした。やっぱり引越は大変だ。

思い返すと色々な思い出がいっぱいある。もう間もなく遠くへ行ってしまう。慣れない土地で迷うことも多くあるでしょう。無理をせずにいつまでもお元気でいて欲しいと願う。

1日1曲 歌って元気に!/2016年4月

「歌は万病に効く」こんな見出しの本を見つけた。思わず手にとって読みたくなった。

音楽の鳥さん音楽は日常生活に大きな影響を与える。ストレスを和らげる音楽、仕事を進める音楽。そのようなジャンルでCDが並ぶ。モーツァルトは癒やし効果があったり、勉強や仕事をはかどらせるという。お母さんはお腹の中の赤ちゃんにいい音楽を聞かせたいと思う。胎教というやつ。お母さんが好きな曲をお腹の中で聴いていると、大きくなってからも好みが似てくる。そんなこともあるかも知れない。

音楽が健康にいい、取り分け今回は「歌う」ということに注目した。歌うことで免疫力が上がるという。私が見つけたこの本には「いろいろな健康法があるが、どれも大変なこと、歌うことなら楽しくなり、毎日続けられる。」というように書いてある。音楽とか歌うこととかに興味がない人も、歌ってみるにこしたことはない。それだけで健康になれるという。

歌を歌うと「免疫力が向上する」「認知症を予防する」「老化を食い止める」などの効果がある。最近はそんなことを良く聞くようになった。それに加え歌うことでもっと多くのいいことがある。なんと歌うことで幸せホルモンがでる。幸せホルモンが分泌されると免疫力がアップする。なんとカラオケを治療に利用しているクリニックもあるという。定期的にカラオケ教室を開いている。人前で歌うこと、それは自己治癒力を更に高める効果がある。

サロンド鹿鳴館では三種類の音楽プログラムを用意している。ビールを飲みながら、好きな曲をみんなで歌う「歌声喫茶」、脳トレや体操をしながらみんなで楽しく歌っておしゃべりをする「健康歌声サロン」。そしてデイサービスでのプログラムは「音楽療法」。リズムは左脳に、音色とメロディーは右脳に作用する。そして前頭葉や側頭葉が刺激される。大学で研究されている。

腹式呼吸で体幹も鍛えられる。呼吸機能も向上する。ダイエット効果、口腔機能向上など数えれば切りがない。

だったら歌うしかない。歌わないという理由がない。歌を歌って毎日健康に過ごしましょう。

サロンド鹿鳴館へようこそ!/2016年3月

鹿鳴館鹿鳴館をご存じだろうか?1883年に明治政府によって建てられた社交場として有名である。国賓や外国の外交官を接待する目的を持っていた。欧米に遙かに出遅れた日本が長い歴史を持ち、れっきとした文明国であることをひろく諸外国に示す必要があった。それまでの日本には諸外国の国賓を迎える迎賓館のような施設はなかった。

当時、西洋式のマナーやエチケットなどは日本では知るすべもなく、食事、ドレスの着方、まして舞踏会の開催などは様になったものではなかったようだ。諸外国には滑稽に写っていたとも言われている。しかし、日本人は真剣勝負であった。長く続いた鎖国時代から世界に向けた日本の挑戦の一つであった。

「JoyfulCenter鹿角屋」は1月から「サロンド鹿鳴館」となった。開店から約3年、地域の皆さんに楽しんでいただける場所としての役割を果たしてきた。そして今年4月からの横浜市の総合事業開始に合わせて、さらに多くの方に親しんでいただけるようにとの思いを込めての変更である。鹿鳴館は当時の日本の海外進出に大きな役割を持ち、欧米の文化を必死に学び、取り入れていった日本人の心意気を感じる。

鹿鳴館のいわれは中国最古の詩集、五経の一つ「詩経」小雁にある「鹿鳴の詩」に由来する。群臣や賓客を持てなく宴会で詠じる歌である所から、宴会で客をもてなす音楽、また、宴会のこと。

さあ、「サロンド鹿鳴館」にいらっしゃい。楽しいことが待っています。とにかく外に出ましょう。これから春になり、暖かくなります。心も温かくなります。たくさんの笑顔が待っています。サロンド鹿鳴館には音楽プログラムを中心に、みなさんが楽しめるプログラムが盛りだくさん。

日本人である私達がなくしてしまった「何か」を一緒に探しましょう 。

身体を動かしてみよう/2016年2月

病院「お客様です」と言われ、玄関に顔を出した。とても懐かしい人が訪ねてくれた。数年前に担当していたご利用者様だった。

体調を崩し入院、その後有料老人ホームに入居したと聞いていた。肺炎を起こした影響で寝たきりになり、歩けなくなったという。いわゆる廃用症候群だ。

高齢になると数日ベッド上で療養していると筋力の低下が著しい。若い人でも1~2ヶ月寝込むと足腰が著しく弱くなってしまう。高齢者の場合はそれが1週間も経たないで顕れるようになる。

手術後など、以前は数日間は安静をして動かずにいた。最近は直ぐに「リハビリ」ということで身体を動かし始める。身体の拘縮や筋力低下をできる限り防ぐためだ。

病気などの状態を確認することは重要であるが、身体を動かさないでいると体力はどんどん落ちていってしまう。いつまでも自分のことは自分でできるようにと考えると、毎日少しでも身体を動かすことが必要だ。入院中だけでなく、自宅でも何もせずに動かないと同じように体力は落ちていく。

しかし自宅ではなかなか思うようにはいかない。「体操はしているから大丈夫」とよく言われる。しっかりできていますか?身体を動かす決まりがあります。といっても難しいものではありません。躓かないように動くためにはどこを動かすのかいいか。生活の動作でどんな動作が多いか。どういう動きをすれば筋力が維持できるか。そんなことを考えて欲しい。

健康であること/2016年1月

12月9日、2014年「国民健康・栄養調査」の結果が厚労省から公表された。高齢者についての低栄養の傾向は65歳以上で17.8%。80~84歳は20.9%、85歳以上は23.6%と割合が高い。これは、転倒や骨折、ひいては要介護状態となるリスクが高い。

低栄養の目安は、アルブミンといわれる、身体のタンパク質を示す数値である。しっかり食べているよという人でも、アルブミン値が低い場合がある。食事の内容が大切である。

良質なたんぱく質はお肉を食べることで摂取できる。私が担当してきた方々を見ても、90歳を過ぎても元気な方はお肉が大好きという。お肉が食べられるということは、胃腸が丈夫であるということ。

太りすぎがよくないというのは中年期の場合で、高齢者はある程度の体重は必要である。年を取ると、病気などで痩せてしまうと体力を回復するのが困難になってしまう。笑顔

PPK、「ピンピンコロリ」という言葉をご存じの方も多いと思う。しかし、この状態で最期をむかえる人は4%。ほとんどの場合が何らかの形で介護が必要な状態で何年かを過ごしている。だとしたらできるだけ長い期間を健康で、元気で過ごせるようにと願うものだ。

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